いつから珈琲を飲むことが日常になったのか覚えていませんが、20代前半には、習慣のように飲んでいたと思います。

高校生の頃、レコードの第二次ブーム(勝手に言ってる)が来ていて、特にブラックミュージックに惹かれていました。珈琲と音楽が同じ場所にあるような店にも、自然と惹かれていったと思います。

その頃は、スターバックスがまだ目新しい存在で、時々飲むキャラメルマキアートが好きでした。その一方で、たばこの吸える純喫茶で時間をつぶすのも大好きでした。

当時住んでいた場所の近くには、ジャズ好きのオーナーが営む店があり、勉強の息抜きによく通っていました。コーヒー、たばこ、音楽の無限ループ。

当時は、豆の産地や品種、精製方法を意識していたわけではなく、焙煎や抽出も気にしていませんでした。コーヒーは苦いのが当たり前で、それをおいしく飲んでいました。

コーヒーは、音楽や店の空気と一緒にあり、そこで過ごす時間の一部でした。

振り返れば、当時惹かれていたのは、コーヒーそのものよりも、喫茶店という場所だったのだと思います。

今は、あの頃とは違い、コーヒーそのものをもっと深く知りたいと思っています。

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HUMOは、珈琲を入口に、土地と自然、人の営み、その周りにある文化をたどるメディアです。

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